1989年、スコットランドのGreenockから登場したThe Hardy Boysが残した『Wonderful Lie』は、わずか4曲入りの12インチながら、後年カルト的な評価を獲得したネオアコ〜インディーポップの隠れた名盤。タイトル曲“Wonderful Lie”は、瑞々しいギターとどこか頼りなげなヴォーカル、胸を締め付けるメロディーが完璧に噛み合った一曲で、この年代のこのスタイルでは極上のポップ・ソングのひとつ。当時ほとんど注目されず、バンドも翌1990年には解散。しかし評価は少しずつ上昇し、オリジナル盤は高額で取引され、discogs内では最高で5万円を超えて取引されるコレクターズ・アイテムとなった。こちらは2015年にFirestation Recordsが200枚限定で再発したリマスター盤のデッドストック。時代に埋もれたというより、時代が彼らを見つけるのに26年かかった、そんな1枚。
レーベル: Firestation Records
リリース: 2015年