スウェーデンのGimmicksが1971年に発表した『In Acapulco』。Sergio Mendes & Brasil ’66を思わせるブラジリアン・ポップを得意とした彼らが、実際にメキシコへ渡り、リゾート地アカプルコで録音した異色作。ボサノヴァ、サンバ、ソウル、ラテンを軽やかに横断し、男女ヴォーカルの鮮やかなハーモニー、パーカッション、ピアノ、ホーンが作り出す開放的なサウンドは、まさにプールサイドのラウンジ・ミュージック。Jorge Benの名曲“Mas Que Nada”の華やかなコーラス。Antonio Carlos Jobimの“Wave”では涼しげなボサノヴァへ。北欧のグループがブラジル音楽を吸収し、さらにメキシコのリゾートで演奏するという国籍不明の感覚も面白い。ソフト・ロック、ボサノヴァ、ブラジリアン・グルーヴが最も幸福な形で交差した、Gimmicksを代表する一枚。再発。
レーベル: Karussell
リリース :-
[ジャケVG+/盤質VG+]